眠るように…
母が逝きました
美しい母でした
私は父親に似たので
それでも参列に来てくれた人たちは
私を母にそっくりだと言ってくれました
母の最期の言葉は
「ありがと」
でした
突然倒れて
あっという間に
逝ってしまいました
私の手を握ったままで
何が起こったか
今でも受け入れられません
それでも月日は流れて
49日が過ぎました
何処かで
区切りをつけなければ
そう思い
新しい職場で働いています
人生は不思議です
今までは絶対に無理だと思っていた職種です
母はそこそこな額の借金を残してくれました
お陰様でセッセと働いています
働けば職場の人たちと話します
外に出て風に吹かれたり
太陽に当たったりできます
少なくはないけれど
それほどでもない額の借金
私に働く理由を残してくれた母に
いまは感謝しています
ママ…見てる?
私はそこそこに生きています
貴女の面影と共に
それでもつい
貴女の好きだった桜餅を買ってしまいます
ママ…
私は一人で桜餅を食べながら
少しずつ前を向いて
明日を生きていきます
だからね
見ていてね
そこそこでいいから
生きていく私を…
不出来な娘で
ごめんね…
ママ…
大好きよ
ママの面影と一緒に
生きていくからね
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コメント
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- 葛葉
藍愛さん、佐倉さん、雪音(Yuon)さん、私の脆弱な弱音に温かいコメントを有難うございます。
皆さんのコメントを何度もお返しコメント書こうとしたのですが、どうしても涙が出てしまい中々書けなくて遅くなってしまいました
嬉しかったです…そして、母もきっと嬉しかったと思います
皆さんの温かいコメントに今は甘えて頑張ります
本当に有難うございました。
お一人ずつのお返しでなくてごめんなさい
お一人ずつだと涙止まらなくて…
本当に有難うございました
これからも少しずつ頑張りますのでどうぞ宜しくお願い致します。 - 雪音(Yuon)
葛葉さん。
大切な方が亡くなる事は、すごく悲しくて寂しいことだと思います。それでも、葛葉さんが傍にいてくれて、手を握ることができて、お母さんはきっと嬉しかったと思います。
受け入れるには時間が必要だと思うけど、ゆっくり、ゆっくり。
お母さんはきっと、葛葉さんを見守ってくれていると思います。
他に言葉が思い当たらず、ありきたりな言葉になってしまいました、、 - 佐倉
葛葉さま
葛葉さまのぬくもりを感じながら最期を迎えることが出来たこと…お母さまにとって嬉しかったことだと思います。
その想いが『ありがとう』という言葉として最期に紡がれたのだと私は思います。
事を受け入れるまで時間がかかると思いますが焦らず、ゆっくりと…。
御冥福をお祈り致します。
上手く言葉に出来なくて…ごめんなさい。 - 藍愛
葛葉さん。
なんと言っていいのか…
でも、最期に触れたのが、葛葉さんのあたたかでやさしいてのひらで、お母様は嬉しかったと思います。
時間が必ず、癒してくれると思います。
また、葛葉さんとお話しできることを楽しみにしています。