獣人が存在する国、エルオナ。そこでは大きな壁によって、人間と獣人の住む場所をわけられていた。そんな国で生まれた少女マリーは、生まれて間もない頃に両親を亡くしていた。16歳の誕生日を迎えた日、育ての親であるフラメル夫妻から、母親“ミラ”の日記とペンダントを渡されると同時に、「マリーの両親は獣人に殺された」という事を告げられる。ミラの家があると聞いて向かうと、地下にどこかへ続く道を見つける。進んでいった先は誰かの家で、外へ出てみるとそこは壁の近くにある森の中。人の気配を感じて探してみると、マリーが目にしたのは獣人だった__。
見えた希望の光、誰にも知られない二人の逢瀬、埋まらない大きな溝、明かされる様々な秘密。
人間と獣人の関係が二人の恋を大きく左右する、種族の壁を越えた恋愛ファンタジー。
ファンタジー
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