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梅谷 百

うめたに もも

きまぐれに物語を書いています。
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KADOKAWA様のメディアワークス文庫から2023年9月25日に最新刊、『星降るシネマの恋人』が発売されます!

同じくメディアワークス文庫より、
『天詠花譚 不滅の花をきみに…

2022/2/25発売の「天詠花譚 不滅の花をきみに捧ぐ」の登場人物紹介

こんにちは!梅谷百です。

まずは、水譚にコメントを寄せてくださいました、エミ様、本当にありがとうございます!!
とても嬉しかったです。最後までよろしくお願いします。


いよいよ明日、2/25に、天詠花譚の発売日となりました。
簡単に花譚についてご紹介させてください!

あらすじは、
明治24年、魔法が社会に浸透し始めた帝都東京に敵国の女スパイ蓮花が、海を越えて上陸する。目的は、伝説の「アサナトの魔導書」の奪還。
魔導書が隠されていると言われる豪商・鷹無家に潜入し、一人息子の宗一郎に接近する。だが蓮花の魔導書を読み解く能力を見込んだ宗一郎から、人々の生活を豊かにする為の魔法道具開発に、力を貸してほしいと頼まれてしまい……。

という感じです。

主人公の蓮花は、「アサナトの魔導書」の奪還のためにとある国から派遣されたスパイで、いろいろあって、別の女性に成り代わって鷹無家に潜り込みます。(ここらへんは試し読みhttps://mwbunko.com/product/322109000395.htmlで読めます! 是非!)
蓮花は「魔導書に書かれた魔法式を解読できる解読者」。(水譚では澄と一緒)
祖国にいた時の記憶などを悪夢で見て、高頻度でうなされています。
そしてなぜか幼少期の記憶を失っていて、「自分」というものがよくわからずに、スパイとしていろんな人物を騙し、成りすましながら生きていました。

宗一郎は、代々魔法を使って帝をお守りする任務を負っている鷹無家の一人息子でありながら、その任務を拒否して生きています。
あまり人と関わるのも得意ではなく、一人でもくもくと魔法道具を作ることが好きです。
宗一郎は「解読者が解読した魔法式を詠唱することで、魔法を発動できる詠唱者」です。(水譚では和冴や蒼威と一緒)
本家である鷹無家の一人息子である宗一郎よりも、柳瀬家の息子のほうが次期当主に相応しいと分家衆から陰口を言われ続けています。


この二人を主軸にして、「アサナトの魔導書」を奪いたいいろんな人たちの思惑が絡み合い、物語が展開していきます。

「アサナトの魔導書」とは、この世界に存在する全ての魔法の魔法式が書かれた書物で、現在は紐を解かれてバラバラになって世界中にそのページが散逸しています。
魔導書の表紙には10個の究極魔法の魔法式が書かれていて、表紙を持つ者は世界を手に入れるのも同然と言われているため、世界中の魔法使いたちが探しています。(現在は行方不明。どうも鷹無家にあるらしいという不確かな情報を掴んだ蓮花と相棒のロイが鷹無家に潜入します)

この世界の魔法は、解読者が魔法式を解読し、詠唱者がそれを詠唱することで魔法が発動する仕組みになっています。(初級魔法は詠唱者一人でも使える)
二人が協力しないと魔法は使えないので、そこらへんも楽しんで読んでいただけると嬉しいです。


蓮花はいろんな服を着せて本当に楽しかったです。
明治時代って本当に最高でした…!ドレス本当にかわいい。
宗一郎はいつもよれたシャツになんの変哲もないパンツスタイルでしたが、時折素敵な感じに変身します(ここらへんは是非本編でお楽しみください)
頼りない感じの宗一郎ですが、こういう感じの男性を主軸に据えて書いたのって個人的にはじめてかな(?)でも書いていてすごく楽しかったですし、本当に大好きなキャラになりました。

今連載中の水譚では、和冴は宗一郎の祖先にあたりますが、和冴はもっと天真爛漫で、つかみどころがなくて底知れない怖さが見え隠れするような感じなので、ちょっと違います。
和冴も書いていて本当に楽しかった……。
ちょうど今日登場した、朱慶が私の中でじわじわ好き度を上げていってくれたキャラなので、ここからラストまで登場するので、是非朱慶の活躍も楽しんでください(笑)


それでは明日2022/2/25に「天詠花譚 不滅の花をきみに捧ぐ」が発売となります。
応援していただけますと嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

「天詠花譚」についての詳細は、こちらからどうぞ!
https://mwbunko.com/product/322109000395.html

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