Defend love番外編 ※ファン登録者様向けです※
(※自己満足の世界です。
非公開にした作品の番外編ですので、ファン登録者様専用となっております。
ご容赦願います。)
※不快なコメントはご容赦願います。
キョーヤ編~第1部・①~
組長の交代が無事終わったが、組内は、まだ少しゴタついている。だが事務所への顔出しを、これ以上怠るわけににもいかない。
事務所のドアを開けようと手を伸ばした瞬間
「好きでもない男の○○○なんて触りたくないっ!口でなんて、もっとムリ!」
なんともセンセーショナルなセリフが俺を出迎える。
「どうした」
「立花さんっ、お疲れ様ですっ」
その場にいた組員が慌てて俺に近寄り、今の状況を説明してきた。
押部 華 23歳、フリーターで住所不定、ホスクラにハマり消費者金融数社にも借金アリ。
うちへの返済も数ヶ月滞り、今回、風呂屋へ落とす段取りのはずだが…
俺は女を見下ろし
「借りたモン返すのは常識だ。手持ちが無いなら働いて返す、当たり前の話だと思わないか」
「でもっ!できないもんは、できないっ!」
女は涙ぐみながらも必死で俺を睨みあげてきた。膝に置かれた手は、微かに震えているのが分かる。
ヤクザ5人に囲まれているんだ、無理もないだろう。
「一旦、キャバに入れろ」
「立花さんっ、キャバなんかじゃ到底っ」
「客の大事なナニを噛み千切られたら堪ったモンじゃねぇ、ホスクラにハマってるくらいだ、酒にもそこそこ詳しくて飲めんだろ」
「ですがっ」
「組長には、俺から話を通しておく。逃げないよう寮に入れておけ」
オシベ ハナの詳細に再度、目を通し頭に入れ、俺はハジメ兄の所へ向かった。
事務所から本家までは車より徒歩の方が便がいい。
天気が良い今日は、散歩日和だ。
そんな中、人混みの中に懐かしい人の姿を見た気がした。
俺は、その場に急いで駆け寄り、周りを見回した。
いた!
「サナちゃん?どうした?」
「キョーヤ…」
あの頃と殆ど変わっていない、俺の"心の恋人サナちゃん"が涙を流して立っていた。
「ん?」
「…何でもないよ?それより久しぶりだねっ」
必死に笑顔を作るサナちゃんに、胸が痛くなる。
「何でもない?泣いてるのに?」
サナちゃんは自分に起きた事は、ベラベラ喋らない。だからこそ、心配になる。
「タクマがね…」
「ん?」
「浮気した」
②へ続く(更新は不定期です、すみません)
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コメント
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- 海優
若奈さま💕
ご訪問ありがとうございます❗💕🙏🙇
何かの間違いであって欲しいですね🤭
コメントまで、ありがとうございます✨🙏凄い嬉しいですっ💖 - えむら若奈【電子書籍発売中♡⃛】
こんばんは♪
番外編嬉しいけれど……いやいや、タクマが浮気するわけないっ!
続きを楽しみにしていますね💕 - 海優
碧泣。様🐱💕
ご訪問ありがとうございます❗💕
タクマ、どうしたんだろ❗❓🤔
続きが気になるの、お言葉嬉しー❗
読んでくれて、ありがとうございます✨🙏💕 - 海優
レン様🐕💕
ご訪問ありがとうございます❗💕
タクマ…ナニしたのかな❗❓🤭
取り敢えずの1ページ目、読んでもらえて嬉しいですっ💖ありがとうございます✨🙏💕 - 碧泣。
キョーヤの話♥始まって嬉し🌸✨✨
ありがとうございます♥
て言うか、衝撃の内容にドキドキ、続きが気になる!!
どうしたの? タクマ💦
※確かに通知機能欲しいですね。。。