Defend love番外編~キョーヤ第3部②~
(※自己満足の世界です。
非公開にした作品の番外編ですので、ファン登録者様専用となっております。
ご容赦願います。)
俺はモーレツに頭にキていた。
店のドアを勢い良く開け「邪魔するぞ」知ってる店でもないのに開店前の店に入って行く。
目当ての人間は、まだ俺の存在には気付いていないようで、今もバカみたいに笑って話している。
「で、とうとうヤったん?」
「まーな。貸しってコトでなっ、だから責任持って俺をナンバー入りさせろって言ってやったよ」
「ルウクは、ずっとそれエサにハナっちに使わせてたもんなっ」
「なぁ、今の話ほんとうか?」
「あ?誰だよ、おまえ」
「女とヤったのはボコった前か?後か?なぁ、教えてくれよ。ルーク」
一緒に話してたホスト達は、俺が誰か分かったのか顔が青ざめ始める。
が、ルークってヤツは分からないみたいで、眉間にシワを寄せて俺にメンチ切ってきた。
そして店の奥からオーナーが現れ「立花さん、どうかしましたか」表情を崩さず俺に問いかける。
「気にすんな。プラーベートな話だから。こいつ借りていいか?」
「…どうぞ」
「あ?なんだっつーんだよっ」
「ちょっと顔貸せや」
「イテッ、おいっ!イテーって!」
俺はルークの髪を掴み歩き始め、一緒に外へ出た、…瞬間、まず腹に一発蹴りをかました。
もちろん100%は出していない、だからよろける程度で立ってる男に次々にボディブローをいれ
「抵抗出来ずにヤられる気分はどうだ?なぁ?気分いいか?あとよぉっ、さっきの俺の質問に答えろよ」
「グッ、うぇっ、ハッ…質問、グハッ」
「女ヤった話だよっ」
ボディに拳をめり込ませながらも問うた。
「ヤってないっ、グハッ…ヤってないです。あいつ断りやがって、ウェッ」
「だからぁ?頭にキて殴って蹴ってケガさせたってかぁ?」
「や、グホッ…あいつがっ、約束破るから」
「へぇ…。なぁ?俺優しいと思わねぇ?」
目の前の男は「何言ってんだ」って顔をして俺を見る。
「一応よぉ、顔が商売道具だろーと思ってボディばっかにしてやってたんだけど」
「はい…?」
「ここまで、されても分かんねぇみたいだからよ。選ばせてやるよ。タマ潰されんのと、顔面潰されんの、どっちがい?」
「ヒッ…あ、あぁぁ、…顔で」
「じゃぁ、歯食いしばれ。舌噛まれたら堪ったンモンじゃねぇ」
男は歯と一緒に目まで閉じ、体を小刻みに震わせている。
「キョウヤ!そんぐらいにしとけ。どうせソイツここら辺じゃ、もう働けねぇだろ」
「組長」
「今日はプライベートなんだろ?あと、お前これ治療費だ、カネねぇんだろ?女にたかるくらいだもんなぁ?」
ハジメ兄は、そう言って男の前に札束を置いた。
「でよ、2度とハナとキョウヤの視界に入んじゃねぇぞ、次は俺がヤってやるからな」
俺はハジメ兄に連れてかれる形で車に乗った。
「久々だな、キョウヤを助手席に乗せて運転すんの」
「ハジメ兄…俺」
「バーカ、怒ってねぇよっ。けど天使ちゃんの時よりイカってたな、お前」
「はぁ?サナちゃんの時とは状況違ぇじゃんかっ」
「そういう事に、しといてやるか。女の顔キレイに治るってさ、まぁ大人しくしてりゃあだけどな」」
大人しく、か。ナギに見張り頼むしかねぇかな。
俺、拒否られたし…。ハナ、早く治るといいな。
そしたら……。
第3部③へ続く
シェア
コメント
ログインするとコメントが投稿できます
- 海優
若奈 さま💕
ご訪問、ありがとうございます🙇✨💕
ルークのダメ男ぶりが伝わって良かったです💦
②も読んでくださり、コメントまで、ありがとうございます🙇💕 - えむら若奈【電子書籍発売中♡⃛】
クズすぎるなルーク🙁
そりゃキレますよキョーヤ…… - 海優
碧泣。様🐱💕
ご訪問、ありがとうございます🙇✨💕
なぜハナちゃんは、こんなルークなんか…😅
②も読んでくださり、コメントまで、ありがとうございます🙇💕 - 海優
レン様🐕💕
ご訪問、ありがとうございます🙇✨💕
なぜ止めた❗って、私も思ってます😂
②も、読んでくださり、コメントまで、ありがとうございます🙇💕 - 碧泣。
あぁ、キョーヤ激怒
ルーク、ヤバい男だ💧