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海優

Miyuu

読み専門です❗
主に他サイトで活動中です✨

エブリスタにて、6/7から過去作品の『Defend love』と『時雨時』を、少しずつ公開してます。

Defend love番外編~キョーヤ第3部【完】~

(※自己満足の世界です。
非公開にした作品の番外編ですので、ファン登録者様専用となっております。
ご容赦願います。)


ハナがケガで休んでる間、客から見舞いが店に届いたり、来店してくれた。


復帰後は、指名客が他の客も連れて来てくれて、ハナはナンバーワンを定着させた。


最初にハナを指名してくれてた客も、戻ってきてハナに謝ったらしいが、ハナは「何のコトですか?」と笑顔で応対し、再び客を虜にしたらしい。


「キョーヤさんっ、待たせちゃいました?」

「いや、さっき着いたとこだ」


完済したら1日だけでいいからデートして欲しい。そう言ったハナの希望を俺は承諾し、今日を迎えた。


「腹減ってるか?」

「うんっ、起きてから、まだコーヒーしかお腹に入れてない」

「そっか」


そして俺が連れて来たのは。


「混んでますね」ハナの言う通り、昼時って事も重なったのか店は満席状態だった。


「カウンター席なら、すぐにご案内できますけど」アルバイトらしい男が声を掛けてきた。


「私は構わないですよ、キョーヤさんは?」

「じゃ、頼む」


案内されて座ったカウンター席。調理してる人間が傍にいる席。


愛想笑いの1つも寄越さない男が目の前に立ち「注文は」ぶっきらぼうに訊ねてくるもんだから、ハナはビックリして慌ててメニュー表を開いた。


「俺は、あんたのお勧めでいいや」


ハナは、きちんとメニュー表を見て、ハンバーグがメインのBランチを頼んだ。


「その人、サナちゃんの旦那」

「えっ!えっ、えー!?めっちゃイケメンっ、サナさんとお似合い!…あっ、ごめんなさい」

「なんで謝んだよ、変なヤツ」


なんでかハナを、ここに連れて来たかった。昔サナちゃんを俺の奥さんだと勘違いしたハナに、サナちゃんの旦那を見せておきたかった。


「この後、どこ行きたいか決まってんのか?」

「うん…」


神奈川にある水族館、その後はすぐ近くにある海を眺めたい。ハナの希望通りの場所へ向かう。


「キョーヤさんって私服だと若く見えますね。スーツでも実年齢より若く見えるけど…私服は、それ以上ですね」

「そうか?自分じゃ良くわかんねぇし。俺は実年齢に見られてぇけどな」

「30ですよね?」

「ん?あぁ。」


ハナと初めて会ってから3年。あの頃のハナはマジで世の中、知らなすぎだし舐めてたし。手の掛かるガキだった。


「キョーヤさん」

「ん?」

「好きです。結構、前からですけどっ。返事はいらないです、ただ自分の気持ちを伝えたかっただけで、気持ち切り替えるにしても伝えないと切り替えできなくて。だから…」

「ふーん。いいんだ、返事。…じゃ俺の独り言な?ハナはヤクザの女になる覚悟できてんのか?そのまま嫁まっしぐらの道だけどな。甘くねぇと思う、イヤな事言われんだろうし、子供だってイジメにあうかもしれねぇ」

「え、」

「辛い思い沢山するかもしんねぇ、それでも俺の事、好きでいられるか?」


ハナは「いられるっ、キョーヤさんと一緒なら…大丈夫」涙を浮かべながら俺を見上げた。


俺は静かにハナを抱き寄せ。


「俺と結婚してくれるか?」

「はい、喜んでっ!」

「…居酒屋かよっ」

「昔バイトしてたから、クセでっ…」

「好きだ、ハナ。大切にする」

「私もっ。」


【完】
今までお付き合いいただき、ありがとうございました。

コメント

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  • 海優

    ぉたちゃぁーん💕

    ご訪問アリガトー💖💕😍

    『オシベ~』のネタバレ😁

  • ota

    ブログ数日前に知ったよぉ(ノ∀`)アチャー
    足あと🐾ペタッ

  • 海優

    若奈 さま💕

    その発想無かったですっ❗🥺
    需要があれば、キャラ語りも書いてみたいなぁ😆

    さすがの発想です❗いつも尊敬しちゃいます🥺🙏✨🙇

    なにかしらブログは、呟いていこうと、思ってます😆🙏

  • えむら若奈【電子書籍発売中♡⃛】

    こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします☺️
    でも、たまにここでブログを更新していただけたら嬉しいなぁ……とも思っていますよ♡
    たとえばキャラ語りとか!

  • 海優

    ワァーーーーー✨
    アサイせんせ💕

    読んでもらってたとわぁー❗有り難き幸せ💖

    ありがとうございますっ❗🙏🙇✨💕🍀😍