そんな事してないで早く「祈り」を完結させなさいって事なんだけれど。
読み返してみてやっぱりとても個人的に大好きな章だったので手直しを丸ごと致しました。

城５・エピソード３７「愛と恋と友情と」です。
物語の根幹に関わる事柄を、後半部ヒロインであるモルガン嬢が名探偵○ナン君ばりに名推理をし。
でもってーーー
死期が間近な能力者に突如発動するという極めて稀な予知能力

（多分）今からの作戦で自分は死んでしまうだろう事を悟り、受け入れ大切な皆にお別れをさり気なく行う「お別れ回」です。

だから今まで登場したキャラクターの多くの台詞つき華やかな見せ場があり、これを最後に本編から退場をしてゆきます。
千客万来。

一つの大きな事件が如何に周囲に影響を及ぼし、あって当たり前の筈のささやかな幸せすら壊してゆくか…

初稿の時、自分も実際泣きながら書いた思い出深い章です。

興味がございましたら是非宜しくお願い致します。