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夏生めのう

なつきめのう

「城」スタンプとシーン、「祈り3」スタンプとシーンにコメント有難うございました

毎度自転車操業的にドタバタしながら、読者様からの有り難い温かいご支援をエネルギー源に出来上がっています。いつも誠に有難うございます(泣)

「城」の元はおそろしいことに手書きで、○撃の新人賞に提出した原稿用紙300枚を超す作品でした。
冒険物なのはそういう理由です。

当時男の子が冒険する主役、女の子はマスコットが殆どで、私は凄く嫌でした。
女の子が冒険しちゃいけないの?
〜ですから逆転の立ち位置で児童文学のアリーテ姫みたいな主役をと考えました。

結果はへたっぴの癖に無茶するわーで当然落選。それについてはウンウン充分納得なんですが。
キャラクターがこのまま無かった事になるのだけが、それだけがどうしても絶対に嫌でした。
ーーーー特に信繁が。余りにも報われません。

こういう考えはおこがましいですが、例えたった一人の方にでも物語を読んでいただいて
劣悪な環境でひたすら孤独に頑張り抜く城メンバーの彼等が、誰かの気持ちの中に入って癒やしになって欲しかったのです。

産みの親なので自分が発言しなければこのまま彼等が死んでしまう訳です。

書いた以上、あんた彼等に責任を持てと。

で、信繁の闇落ちをどうさせないか?が物語を支える1つの巨大な裏テーマとなりひたすら頑張りました。

彼の本当の意味での魂の救済? 
出会いと別れ〜破壊と成長、再生、彼らしく闘志を燃やし止まっていた時間が新たに動き出す
そんなこんなが物語の、シリーズ終幕になっています。

自分の想像を超える方々に彼等が愛して貰え、産みの親としてはこんなに嬉しい事はありませんでした。
今でも口では言い表せない感謝の気持ちで一杯です。
本当に有難うございます。

ネタバレになりますが〜
クリストファー・ノーラン監督の映画が大好きで「インセプション」「オブリビオン」「テネット」とかあの辺の界隈。

特に「インターステラー」の、次元に対する発想の影響をメチャ受けているなぁと今読むと思います(笑)


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