「イノセント・エリア」の補完的な番外編を追加しました。祈くんと依ちゃんが再開する少し前のお話です。三芳 昴って誰だよ！？って感じだし、全然読まなくても大丈夫なやつです。祈くん出てこないし。思想強めだし。（？）

　以下、本当につまらない話なのですが、




　三芳 昴は、明言こそしていないけど言わずもがな祈の高校の同級生で、祈が青春をドロップアウトしてしまう元凶になった人です。けど本人はそこまで酷いことをした覚えがなくて、案の定、祈のことも全然覚えてない。祈と宮内ちゃんが一緒にカフェに行ったときにバイト中の三芳 昴とバッタリ会っちゃうんだけど、祈に全然気付かない。

　祈にとっては吐き気がするような存在でも、三芳 昴は祈のことなんか忘れて、平然と生きている。キツいけどこういう現実ってある。祈もそれをわかっているし、仕方のないことだと甘んじて受け入れている、のが本編だったし、これがリアルなんだろうなって気持ちもあったけど、フィクションなんだから懲らしめさせろって悪魔な私が囁くから、「こんなこともありました」的な補完として書きました。書きました、っておまえこれ何年越しに書いてんだよって感じですけど、わはは。

　ちなみに依ちゃんの願い、みみっちくて好きです。


　まだまだ暑い日が続きますね、クーラーは夜通しつけっぱタイプです。