ガラン族について【創作メモ】
作中に出てくる、架空の少数民族。
中国南部の国境付近で暮らす、人口800人前後の山岳民である。
訛の強い中国語(中国語の変形)を話すが、国籍は保有しておらず、どこの国にも所属していない。
気温は高温多湿であり、現地は高い山と深い森に囲まれている。
家は木や草や土などの自然物を利用した高床式住居、あるいは、布テントで生活している。
以前は閉鎖的な暮らしをしていたが、近年は外部の文化が流入し、その生活様式に変化が見られるようなった。
アニミズム色の濃い独自の宗教を持ち、村には呪術師やシャーマンが存在する。
村独自の掟も多数存在するが、近年は若者の掟離れが進み、形骸化しつつある。
同じ山に暮らし、似て非なる文化を持つカヌイ族とは、長らく対立関係にある。
2016年には、カヌイ族が宣戦布告して戦争が勃発。その背景には、近隣諸国の民主化により、カヌイ族の主力産業(武器密造)が立ち行かなくなったことがある。同年、雷電が介入し、ガラン族が勝利宣言をして戦争は終結している。
ガラン族の主な収入源は、品種改良された大麻の生産であり、ガラン族の成人男性にも大麻喫煙者は多い。
また、その高い戦闘能力を活かし、傭兵として近隣諸国の少数民族武装組織に派遣されることもある。
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