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むにえな

猫に餓え渇く者は幸いである。
その者は満たされるであろう。

猫は仕えるためでなく仕えられるために来られた。
天の国は猫のような者のためにある。

私たちではなく、猫よ、私たちではなく、御名が尊まれますように。

ハッピーエンド

ここ最近は意識してらんどの小説を読んでいたのだが、表紙のタグに「ハッピーエンド」とつけられているのが散見された。
結末を先に書いておくパターンもあるのか。
ネット記事で「最近の若者は努力が嫌いなのではない。結果が分からない努力をしたくないのだ」と論じていたものがあったな。
「面白いかどうか分からない映画は見たくないけど面白いと分かっていれば見る」とのこと。
その記事につけられたコメントで「今は明るい未来を描きにくいし、結果の分からない努力に賭けるよりは賢く立ち回って損をしない生き方が求められている」ともあった。
総じて論拠も上げずに、また十把一絡げの感が強い記事とコメントではあったけど、思い当たる節がないわけでもない。
その観点からすると、一時期頻出した(現在もそうなのか寡聞にして知らない)説明口調の長い小説タイトルも、頷けるものという気がする。

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