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むにえな

猫に餓え渇く者は幸いである。
その者は満たされるであろう。

猫は仕えるためでなく仕えられるために来られた。
天の国は猫のような者のためにある。

私たちではなく、猫よ、私たちではなく、御名が尊まれますように。

3日で刮目せよとも言うけど

ずっと昔に書いてた『浮かぶ、石の板』を公開したんだけど、この頃に書いたものはクセが強いね。書かざるを得ない衝動があったのは思い出せるけどまだまだそれを物語に調理するにあたっては「作者の情熱」が前面に出ているな。まあ、あのときの情熱はまた味わいたいようなもう御免なような。

川柳に力を入れた時期を挟んだせいか、短くまとめるようになってきたなぁ。あと数年したら和歌を詠んで暮らしているのだろうか。和歌の心とか分かってるのかはともかく。

なにごとのおはしますかは知らねどもかたじけなさに涙こぼるる

といったものも、まぁ悪くはない気分である。

コメント

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  • むにえな

    碧泣。さん

    西行法師が伊勢神宮に参拝したときの和歌ですね。解説もいらないほどシンプルなのに力強いものです。

    表紙はかわいいけど中身がかわいいかは読者諸氏の判断を待つところ…☺️

  • 碧泣。

    こんばんは、遊びに来ました。(やっと帰って来れた…)

    素敵な短歌ですね。。。

    作品アップありがとうございます。
    なんだか可愛い表紙だし
    ゆっくり読みますね。