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むにえな

猫に餓え渇く者は幸いである。
その者は満たされるであろう。

猫は仕えるためでなく仕えられるために来られた。
天の国は猫のような者のためにある。

私たちではなく、猫よ、私たちではなく、御名が尊まれますように。

サメ映画の感想

いくつか追加でサメ映画を観たので感想を書いていこう。

『MEG ザ・モンスター』
巨大なサメが出てくるド級のサメ映画で面白かった。舞台も深海から海面まで行くしビーチも近くにあって盛り上がる。巨大なサメがスナック感覚で人を食い殺していくのはシンプルだけど興奮するね。主人公をやったステイサムはかっこいいねぇ。強くてかっこいい男が出てくる映画とか好きだよ。人間ドラマもけっこうあってよかった。中華資本が入ってるらしくて自由の女神でも出てきそうなところで観音様っぽいのが出たかな。評判がいいだけあったなぁ。

『サメデター』
感想を求められた人がそろって「夕陽がきれいだった」としか言わないんじゃないかというサメ映画でなかなか楽しい。改めて感想を書こうと思ってどんな話だったかを思い返そうとしているんだけど…う~ん…ビーチリゾートのドキュメンタリーか旅番組にしたほうが面白かったんじゃないかなぁ。「今度のサメは海に出る!」らしいんだけど、まあ、確かに海に出てたからおとなしいサメではあったかな。満足。他人にはまったくおすすめはしない。

『エイリアンVSジョーズ』
さあ、サメ映画の悪いところを煮詰めたような作品が連続するよ! 「もう結果だけ教えろ!」とか謳われているけど観た人に感想を聞いてもみんな黙って目をそらしてしまうような作品だった。さすが謎設定のサメ映画を作るポロニア監督。「本格的な地球侵略を開始した宇宙人はマインドコントロールでサメを操り、町の人々は次々と犠牲になっていく。前門の宇宙人、後門のサメ!史上最大の危機を人類は乗り越えられるのか—」とか紹介文に載っていたけど観てもそんな設定だったのかよく分からなかったね。同じ映像を使いまわすSDGsに優しいところもあり、UFOの背景の透過処理をミスってる感じだったのもあり、海に潜っても髪の毛がちっともなびかないいかにも合成なシーンといい、思いっきり作りものだと分かるチープな死体の造形といい、もうニコニコしながら観ていた。満足。他人にはまったくおすすめはしない。他の作品と比べるなら『サメデター』よりはストーリーがあったけど『シャーコーン!/呪いのモロコシ鮫』よりはカオス度が低めな作品だった。比較するところがアレ。

コメント

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  • むにえな

    碧泣。さん

    流血とかが苦手だとサメ映画は合わなそうではありますね。基本的にサメが人を食うわけですし。たまに入ってるディスりに見える部分はZ級サメ映画に対する讃辞ですね!いやホントこのチープさがたまらなくなりますよ!

  • 碧泣。

    今晩は
    サメの映画怖くて苦手なんですけど、ビビりなんで血とか。。。むにえなさんが語ると、どれも面白そうに聞こえる不思議。時々入るディスりがたまらん。
    新作に遊びに来てくれてありがとうでした。