おしゃれ
『経済学の名著30』を読み終わったので次は何を読もうかと考えたんだけど、おしゃカワ女子ルール研究会の『ファッション&ヘアアレンジLesson』という本を手に入れて読んでみた。周りの環境と一種の芸術作品に見えることからブランド物のロリィタ服については学んだことがあるんだけど女子のオシャレとか知らない世界なので。森沢明夫の『プロだけが知っている小説の書き方』で「マンネリを避けるためには興味のない分野の本を乱読する」ことが勧められていたのでね。いくぞー。
まずは肌の色に似合う色のチェックリストなるものがあったけどまったくの初心者の私には「何が似合う色なのか」すら分からぬ。まだしも抽象画のほうが理解できるのだが。とはいえ、いろんな服を見ているのは勉強になる。小説の描写にも使えそうだ。「釈尊なら『人間は血と糞の詰まった皮袋です』と言うかな」とか「親に愛されなくて色が見えなくなりチグハグな色の服を着ていた子どもが初めての友人と遊ぶことで世界に色が見えてくる話とかいいよね」とかばかり考えている私にはいい勉強である。まあ、私は3着ぐらいの服をサイクルしてるだけで自分が何を着ているのかすら意識してないけど。
その次はヘアアレンジ。ほー、なんかずいぶんと複雑なんだなぁ。私なんて「伸びてきたら3ミリに刈り上げる」一択で生きているから未知の世界だわ。ヘアドネに目覚めでもしないと伸ばさないんだろうな私。なんだかいろんな縛り方があるんだねぇ。縛るどころかブラシのかけようもなく寝癖とも無縁な生活だからいい勉強になる。私だと目の前の人間がおへそまでの髪を胸ぐらいまで切っても気づかない(実際にあった)し、ポニーテールにしていた人がパーマをかけてきたら誰だか判別がつかなくなる(実際にあった)からなぁ。
ふーむ、普通の人というのはこういうものに関心を持って生きているのか。なかなか勉強になって充実した時間だった。
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