『おままごとの人形遊び』で応募していたらんどの恋愛創作コンテストは落選だった。
まだまだ技量が未熟ということだろう。
とはいえ改善できそうなところは考えておく。
最初に思いつくのが「そもそもこの作品は『恋愛』ではないのでは」だろうか。
もちろんストーリーは恋愛物なのだが(少なくとも作者の主観としては)別のものに重きを置いていたのは確か。
この作品を読んでいただいた方の半数くらいは「サイコホラーかなにか」だと認識する可能性がある。
実をいうとニーチェがツァラトゥストラを書いたときの感性(想像だが)に近い心で書いたものなのだ。
言いたかったことを物語にするために恋愛模様という形は取ったものの、まだまだということだろう。
読者とレギュレーションをより意識する必要がある。
公募で入選する人は宛名の書き方ひとつを取っても丁寧だとよく言われる。
他者を意識する大切さがよく表れている話だ。
とはいえ、いつまでも過去の作品にこだわり続けても仕方あるまい。
次に私がすることは「お気に入りの作品である『おままごとの人形遊び』を正面から殴って勝てるほどの良質な作品を書く」となる。
精進するのみ。