あの日――おばあちゃんのお家で見つけたヒミツの本。 ふるびた本だったけど、私には輝いて見えたの。 語りかけてくるヒミツの本。「あなたガ望む物語ヲ」 「あなたガ好きな物語ヲ」 「さあ?サア?素敵な物語ヲあなたに・・・」私は吸い込まれるように本を開く―― 「「さあ、あなたの望む物語ヲ・・・素敵な物語ヲ」」…もっと見る
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