長編小説



あの日の
貴方の言葉に
あたしは未だ縛られている。

期待が意味を為さないことも
絶望がすぐ隣に居ることも
あたしには理解出来ていた筈なのに。

それでも願わずには居られない。
あの日の
貴方の言葉は
確かにあたしに紡がれたものだったから。

my friend 玖音

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