立夏翅

(何もかも忘れたって言うんだろ、)


(と言って俺は静かに涙を流すだけ。)

―そいつの肌はとても白くて雪みたいだった、

「ねぇ、愛してよ、振り向いてよ、貴方があの子を愛したみたいに私にも愛して、よ」






         飴色円舞曲 嗚呼、また今夜も醒めた愛に溺れる

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