就職した会社が倒産し、突然無職になってしまった主人公。ヤケなって歩道橋で叫ぶ彼女に目を付けたのは偶然通りかかったキングと呼ばれる街を統べる男。就職先を紹介してもらえたまでは良かったが、その仕事が普通じゃない。キングの為の、キングの世界を作るお仕事は、かなり大変なのです。恋を知らない瞳依が、女ったら…

この街を支配するのはキングと呼ばれる男。


圧倒的な財力と、圧倒的な力に、人々はひれ伏す。


誰もが目を見張る容姿をしたその男は、誰もが認める女好き。


次から次へと誘いを掛けてくる女達はスケジュール管理しなければならないほど、群がってくる。


そんな彼が偶然見つけたのは、職を無くした一人の女。


最初はただの興味本位、次第に女の魅力に惹かれていくキングと、彼の罠に落ちていく女の攻防が今始まる。





「同情するなら仕事くれー!」


「いいよ。なら仕事をあげる」


偶然の出会いが彼女を大きな渦へと巻き込んでいく。



彼女は今日も黒いノートを片手に王様のスケジュールを管理。


そう、彼女は王様の受付係。