この街を支配するのはキングと呼ばれる男。
圧倒的な財力と、圧倒的な力に、人々はひれ伏す。
誰もが目を見張る容姿をしたその男は、誰もが認める女好き。
次から次へと誘いを掛けてくる女達はスケジュール管理しなければならないほど、群がってくる。
そんな彼が偶然見つけたのは、職を無くした一人の女。
最初はただの興味本位、次第に女の魅力に惹かれていくキングと、彼の罠に落ちていく女の攻防が今始まる。
「同情するなら仕事くれー!」
「いいよ。なら仕事をあげる」
偶然の出会いが彼女を大きな渦へと巻き込んでいく。
彼女は今日も黒いノートを片手に王様のスケジュールを管理。
そう、彼女は王様の受付係。