兄の親友を好きになった主人公は恋心に気付いた瞬間に失恋した。恋した彼の恋愛対象は、男性だったのだ。彼女はそんな不毛な恋心をしまい込み、妹分を演じる。





囚われた瞬間に、それは恋と名が付いた。


名の付いたそれは、深い深い迷路へと貴方をいざなう。


闇に支配された深い迷路を照らし出す為に、探し出せ淡く輝く月を。



やっとの思いで見つけた満ちた月はすぐに欠け始め、再びそれが満ちる為には多くの苦難が待ち受けた。


the waxing of the moon

それは、いつか心を満たし、闇を照らし始める。


waxing moon


さぁ、誘われるままに先へと歩み出せ。