社会人になって生きるのが精一杯な小春は、気持ちをリセットするために小さな神社で毎日お参りをしていた。
どうか私をこの世界から逃してください——。するとある日、綺麗な男が現れて「一緒に逃げましょう」と笑いかけられる。けれど彼にも願いがあって、お互いの願いを叶えることに。それは、別世界に行って弱った彼…









 ——……どうか、私を逃してください。お願いします。



この世界から、この毎日から。




「逃げたいなら、私がその願い、叶えて差し上げましょう」




ある男に導かれ、違う世界に足を踏み入れた女の子。


——お話の、はじまり、はじまり。












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修正しながら執筆しているため、完結するまで内容が所々変わるところもあるかと思いますが、ご了承ください。