遠恋中の彼氏とすれ違う日々の中、同じビルのカフェで働く年下の男の子と出会う。可愛くて、甘え上手なのに、時折見せる顔はとても男らしい。そんな年下男子に、まんまと翻弄されてしまうー。
年下の君は、砂糖のように甘い。
「葉月さんの方が可愛いですよ」
気付けばいつも、君のペースで。
「意識しちゃいました?」
激しく、鼓動を乱されていく。
「覚悟してください」
もう、後戻りなんてできない。
「少しは、俺のこと好きになりました?」
…はい、君に夢中です。
2020.7.26〜2020.9.11