極道と財閥令嬢の許されない愛

作者ラヴ KAZU

財閥令嬢南すずかはSPから逃げるため路地を入ったところ、黒い高級車が停まって一人の男性が降りてきた。「助けてください」すずかはその男性に助けを求めた。極道竜崎冬夜との出会いである。すずかは冬夜とはじめてを経験する。すずかは冬夜にプロポーズする。冬夜は「住む世界が違い過ぎる」と父親の元に返そうとする…

極道 竜崎冬夜 三十歳



竜崎組長に拾われ、極道の世界に入った。


過去に辛い恋愛経験をした冬夜。


そんな冬夜の元に三ヶ月の期限付きで同居することになった女、財閥令嬢南すずかだ。


冬夜は一緒に生活を共にするうちにすずかに惹かれていく。


しかし、住む世界の違いに気持ちを封印することにした。


すずかには出生の秘密があった。


そのことはすずかの父親から打ち明けられ、秘密にしてほしいと頼まれる。



財閥令嬢 南すずか 三十六歳



すずかはお見合いをするたびに最後は断られる。


どうして?


いまだに経験がない。


ある日SPから逃げる途中、助けを求めたのが竜崎冬夜だった。


そしてはじめてを経験する。


すずかは冬夜に惹かれてプロポーズをする。


一旦言い出したら聞かないすずかを、父親南拓郎は三ヶ月と期限をつけて冬夜に託す。