麻生 凌
若くしてホストクラブを経営し、自らカリスマホストNo.1に上り詰めた麻生 凌。
ある日、凌を妬む奴らにボコボコにされ、傷の手当をしてくれたのが結城あゆみだった。
凌はあゆみに一目惚れをした。
一ヶ月後、十五歳年下の凌は、いきなりプロポーズしても、信じてもらえないと思い、
契約結婚を申し出る。
「俺と一緒に暮らさないか」
ところが、凌には重大な秘密があった。
結城あゆみ
四十歳の結城あゆみは、白馬の王子様を夢見るピュアな心の持ち主。
自分の魅力に気づかないあゆみは、恋愛とはかけ離れた人生を送って来た。
傷の手当をした相手は、夢にまで見た白馬の王子様だった。
「なんて格好いいんだろう」
突然の契約結婚の申し出に困惑するあゆみ。
そして、凌の人生の選択をしなければいけないあゆみは果たしてどうするのか。