山野花子25歳。
それなりに幸せだったけれど、色恋沙汰で仕事をやめた。誰もいないところに行きたくて乗ったバスに、カバンを置き去りにしてしまい、砂浜で倒れてしまった。
助けてくれたのは、儚い王子様風イケメンと、ワイルドだけどオネエなイケメン。
「僕は浦島、こっちはカメ。僕が君を助けたのは運命だよ」