コミック版から原作に飛んできました。コミック版、はっきり言って改悪でした。まずストーカーが何故そこまで主人公に執着するのかが全く分からない。原作だと虐められていた所を主人公が助けたのがきっかけだけど、コミック版だとそもそも助ける前から盗撮していた事になっていて、これだとストーカーが主人公のどこに惹かれているのかが分からず、一方的で勝手に相手を理想化してるだけの不快なキャラクターにしか感じられませんでした。
付き合う事になった下りも、原作だと自分の秘めた欲望を満たすためにストーカー行為を盾にして主人公が脅迫しますが、コミック版だと主人公に肝心の「秘めた願望」という設定が無くなっているので、ストーカーを脅迫しましたというタイトルですら成り立っていないような…。
主人公もストーカーに心を開いたのかと思いきや完膚なきまで拒絶したり、あまりに行動の振り幅が大きくてキャラがブレブレ。特に15話の最後は完全に意味不明でした。
主人公本当にどうしたいの?謎すぎる。
ストーカーも最初は自分自身が変わらなければと言っていたのに、変わるどころか急に豹変して、どんどんストーカー行為がエスカレートしていき終始自己中心的で見ていて本当に気分が悪いです。
相手に対する愛情や思いやりが全く感じられません。まあだからストーカーなんでしょうけど。主人公も復讐どころか逆に追い詰められてるし。
あくまで15話までの感想ですので、今後の展開にもよりますが、もし主人公とストーカーが結ばれるとしたら、本当は何かの理由があって実はストーカーじゃなかったとかじゃない限り到底納得の行く展開にならなそうです。