治癒魔法が消えた世界を俺が守る

作者中島みつる

全251話。
地球で医師として働いていたマモルは看護師のミカと共にベイリービーズと名乗る者によって異世界へと連れ去られる。そこは治癒魔法能力が失われた魔法世界だった。生命存亡の危機が待ち受ける中、新たな医術と魔法が目覚める。

 地域の中核病院で働く救急科の瀬薄マモル医師と寺須ミカ看護師は緊急要請のあった高速道路事故へ直行し救助活動に奮闘するものの、その最中に二人も事故に遭遇してしまった。

 その直後、謎の少女ベイリービーズが姿を現し魔獣と共に二人は救われ、ロワイヨムデセットという異世界へと連れて行かれる。

 この異世界には魔法という概念があり、魔法であらゆる事象を行っていた。そんな世界に突如として消えた治癒魔法の能力。今まで誰もが使えたはずの治癒魔法が無くなり生物存続の危機がこの異世界に訪れたと言う。もともと医師という概念がないこの異世界にマモルは医師として立ち上がり、この世界の存続と謎を解き明かしていくのだった。

 旅の途中、虹魔法を開花させたマモルは自分が伝説の神ゼウシスの子孫だと知る。そんなマモルに奇想天外な物語が。チートもスキルもないマモルに「新しい医術」と「新しい魔法」、そして「無形の武器での剣術」と「神技という体術」が目覚め始める。

 異世界にいる魔女は禁断の魔法を求め、各国の大神と聖獣は己の国の責務を果たすため日々奮闘する。魔女退治には協力的だが、国境付近では利権を求め戦争も。今までなかった本格的な医術と魔法の冒険物語。最期は予想を超えた結末が待っている。