夫と離婚することになった「私」視点で物語は進む。
 「私」は常に明るい「昼間の国」を出て、生まれ故郷である常に薄暗い「黄昏の国」への移住を決める。その国では私や息子と同じく、人の顔と名前が覚えられず、居眠り癖がある人達ばかりで、独特の文化が出来ている。
 まだまだ黄昏の国の生活は始まったばかりだ…