普段通りに生活していた主人公は、ある日を境に視力を失った。
ものが見えない恐怖や未来への不安から絶望に飲み込まれそうになっていた時、太陽のような彼が目の前に現れた。



――いつも通りにある日常が突然無くなるなんて、一瞬だ。






眼の見えなくなった世界で


頼れる人なんて誰もいなかった世界で


自分の感覚すら信用できなくなった、そんな世界で





そんな世界に現れた一筋の光が


私の凍え切った心を、温めてくれた。





2020.10/23~10/27