晴れ渡った青い上空から冷たい白が光を反射しながらふんわりと降りてきて、彷徨うように腕に落ちたんだ。暑くて汗が滲む肌に溶けていく結晶を目にして、やっと理解した気がしたんだよ。

ああ、ついに世界が終わるんだってね。