わたしの部屋の隣に住むおとこのひとは、わたあめみたいにふんわり笑って、あめ玉みたいに甘く話して、ちいさいないしょを包んでくれるひと、なんです。
「今ここで話すことは俺ときみの秘密」
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「本当に大切なものは1つでいいんだ」
どうかわたしのこの恋が
だれからも見えないくらいに
当たり前のものでありますように