高校二年になった岡本沙耶は一学期の中間テストの数学の成績が壊滅的だった。
それを心配して数学担当で担任の崎谷亨先生が、沙耶一人だけの補修をしてくれることになった。
苦手だった数学が、崎谷先生の丁寧な教え方によって、苦手ではなくなっていく。
それと同時に、崎谷先生への気持ちが揺れ動いていく。
ところ…