世界を支える世界樹に宿る女神・アスナイヌトの子であるとされる「花乙女」は、全身真っ白のアルビノの紫の瞳で生まれる。
花乙女は与えられる愛情によって自身にその愛の花を咲かせて自身を彩り、やがて自身に花を咲かせ、染め上げる男性・「イヴラ」からの愛情を受け、自身をその色に染め上げ、結ばれる。
リンファス…

世界を支える世界樹に宿る女神・アスナイヌトの子であるとされる「花乙女」は、全身真っ白のアルビノの紫の瞳で生まれる。

花乙女は与えられる愛情によって自身にその愛の花を咲かせて自身を彩り、やがて自身に花を咲かせ、染め上げる男性・「イヴラ」からの愛情を受け、自身をその色に染め上げ、結ばれる。

リンファスはそんなアルビノとして生まれたが、花乙女伝説の行き届かない田舎で育ったため、見た目の奇異さから魔女の子として虐げられて育った。

ある日、都から迎えが来て、リンファスは花乙女の宿舎に入る。花乙女は月に一度のイヴラとの会合である舞踏会へ赴き、自身に花を咲かせてくれるイヴラを探す。しかし誰からの愛情も受けたことがなかったリンファスは花なしの為、舞踏会は参加できなかった。

やがてリンファスにも花が咲くようになり、舞踏会に参加すると、そこにはリンファスに花を贈ったイヴラ・ロレシオが居た。

リンファスはロレシオと親交を深めることにより、成長し、愛情を得ていき、遂にはロレシオの花を満開に咲かせ、二人は結ばれる。