スポーツ万能で底抜けに明るい性格の女子高生・西嶋陽夏海は、偶然訪れた花火大会で容姿端麗な男子高校生・高野葵と出会う。
葵に一目惚れしてしまった陽夏海は、会えないと分かっていながらも何度も花火大会の会場を訪れる。
なぜそんなにもこだわるのか、陽夏海の過去を知った時、点と点が線で結ばれて行く。







澄み渡るような"青"

黄昏時の"オレンジ"

一面"白銀"の世界



あなたと過ごした日々はたくさんの色を私にくれた。

私はとてもしあわせでした。




あなたが好きな色は何色ですか?

答えは聞けないけれど私は今日もあなたに問いかける。


『また会おうね!約束だよ!』


その言葉は一体何色に染まるのだろうか。