魔女の薔薇の棘

作者三瑠



『魔女の恋は命をかけなければいけないよ。』




絶対に知られてはいけない

魔女の秘密。




『それでも

恋せずにいられないんだよ。』




その真っ赤な花に

手を伸ばさずにはいられない


たとえ棘に指を刺して傷つくとしても。



私は

そういうイキモノ。