好きになった男の子は、相手がいる女の人にしか恋をしない、悲しい恋しか出来ない男の子でした。
「人妻とか、人の彼女って
なんで良く見えるんだろう。不思議」
そんな
腐った思考の持ち主。
「だって、僕に夢中になったみたいな
そんな顔されても萌えませんから。」
平気で、昨日までの
狂おしい感情を覆す天才。
「君は、本当に愚かで、
そこが可愛いけど腹が立つね。」
もう、いっそのこと関わりたくないとも思うのです。
なんて、そんなことを考えるのは
無駄な事だといつになったら、理解できるのでしょう。
奪って壊して捨てる君