不信の獣王は囚われの吟遊姫に愛を乞う

作者天岸あおい

大陸を巡り、数多の愛の歌を歌うサティア。

吟遊姫と呼ばれた彼女は、望まれればどんな所でも歌を披露した。

愛を歌う彼女は歌がすべて。
自身は愛を知らないけれど。

そんな彼女が獣王ベルゼムの誕生日を祝う宴に招待される。
心からの歌を届けたはずだったが――サティアはベルゼムの不興を買い、捕らわれて…

誰も信用しない訳ありな獣人の王

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歌うことがすべてな吟遊姫




不信獣王


囚われ吟遊姫


乞う