大陸を巡り、数多の愛の歌を歌うサティア。吟遊姫と呼ばれた彼女は、望まれればどんな所でも歌を披露した。愛を歌う彼女は歌がすべて。自身は愛を知らないけれど。そんな彼女が獣王ベルゼムの誕生日を祝う宴に招待される。心からの歌を届けたはずだったが――サティアはベルゼムの不興を買い、捕らわれて…もっと見る
誰も信用しない訳ありな獣人の王
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歌うことがすべてな吟遊姫
不信の獣王は
囚われの吟遊姫に
愛を乞う