連休中のある朝、地元民しか居ないはずの住宅地の一角で、高校時代の男友だちとバッタリ再会した。










たぶん、世界一平凡な友だち関係だった






「変わったね、早瀬」


「そうだね」






たった3年会わないだけで



何もかもが、180度変わってく












「遅いよ」






私たちの青春はすべて



あの頃に投げ打ってきたはずだった