優秀でなければならなかったお姫様は、12時の鐘が鳴る前に逃げ出しました。









悪者は居なくなり、めでたしめでたし







「……本当に?」








君とワルツ3






孤独な冬の入り口で



高すぎる壁を目の前に立ち往生





そんなあの頃、得た出逢い











たった一度の廻り道が



運命の物語の幕開けでした






「さっさと忘れてよ」








──君とワルツ、終巻──