この国が今日も平和であるのには理由がある。“ミラーワールド”現実世界の写鏡の世界。国はこのミラーワールドを操作し、現実世界の平和を保ってきた。主人公玲は国家公安捜査隊として今日も鏡の世界で“正義”を貫く。“本当はね、ずっと貴方と一緒にいたかったの”
「第9班任務完了しました」
血塗られた手。
泣きさけぶ子供の声。
けたたましい銃声音。
この世界で私は悪。
だから
“大丈夫、大丈夫だから泣くな”
…そんなに優しくしないで。