赤くて綺麗なサングリア【完】

作者この葉


グラスに注がれた、赤くて綺麗なサングリア。



『 お前のそれは、その“赤くて綺麗なサングリア”だ


  見かけだけ綺麗で、

       出されるまでの苦労を知らない。


 綺麗に準備されたそれを飲んで、

              

   酔って、


               思考を奪われて、


 自分じゃ考えなくなった。


        考えなかっただろ?


  いつでも“ 完璧で、素敵な 彼氏 ”だったから』







唐木家



長女  雛

長男 優真

次男  秋

次女 真殊




日間 55位(r3.6.15)




※ この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません