星が降る夜、あなたは一輪の心臓を咲かせた

作者安居院晃

生物濃縮によって人間の体内にプラスチックが入り込むことで引き起こされる奇病──プラスチック症候群。
発症すれば身体がブラスチックに変質し、長くても一年程で死に至る難病。

齢17にしてこの病気を発症してしまった少年──雨宮春斗はある日、学校の屋上で投身自殺を図ろうとしていた少女──星巻優菜に出会う…

一年後、僕は死ぬ。だから、それまでは一緒に生きてほしいんだ。