陰陽道で定められた忌み日に首切れ馬に乗って町を徘徊するという鬼、夜行。古くは、彼と遭遇した人は禍に遭うと言われていた。しかし現代では忌み日の概念もなくなって、「目に見えないものよりも人間の方が恐ろしい」などと言われる始末である。舞台は架空の街、神有区。時代に取り残され、今となっては人間より…もっと見る