車掌・淡路朝幸はある夜、運転士の西森とともに終電の運行業務にあたっていたが、二川駅付近に差し掛かったところで不気味なアナウンスを耳にする。
「次は、活け造り〜、活け造り〜」
西森の様子がおかしいことに気づいた淡路は、先頭車両へとひた走る。
そこで目にしたのは、身体をバラバラに引き裂かれ、臓物を撒き散らした惨殺死体、乗客の目玉をえぐり出す猿のような異形の化け物、そしてウサミミパーカーの少女による地獄絵図だった。
これは悪い夢なのか、それとも……。
霊視能力を持つお人好しな新米車掌・淡路が、美人師匠の名桐舞紗や、記憶喪失の幽霊JKみら、そして『駅員さん』など個性豊かなキャラクターたちと交流しながら、電車に纏わる怪異に挑みます。
※ネット上で有名な都市伝説に、独自の解釈を加えて、ストーリーに組み込んでいます。
※一章の二話目と三章の五話目に、多少グロテスクなシーンがあります。でもちょっとだけです。
※怖さひかえめのホラーです。恐怖描写はありますが、ほんのちょっとだけです。
※たまに保存と更新がうまくいかなくて、文章に変なところがあるかも。すみません。見つけしだい直してます。たぶん霊の仕業でしょう。
※10/20追記
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