花のお江戸、吉原から始まる恋のお話。吉原一と謳われた花魁『雪桜太夫』のもとに、芳町の陰間『月哉』率いる男娼たちが喧嘩を売りに乗り込んでくる。なんでも雪桜に入れ込んでいる絵師、喜多川仙秋が、月哉の上客だったとか。互いの芸で勝負しようと舞を披露しあう雪桜と月哉。けれど勝負の最中、互いに惹かれ…もっと見る