時は平安時代。誰かが呪詛を使い、藤原道長が病に侵されてしまう。
現代。隆明が夢を見ていて、目が覚めると、平安時代にいた。
隆明は平安時代の貴族の生活と現代の日本の高校生の生活のギャップに戸惑う。
道長が自分の先祖だと判明し、親しくなるが、道長の寿命のことも知る。
道長の妻の倫子に頼まれて、また自分の意志で陰陽師安倍晴明にどうやったら道長の病が治るか、どうしたら自分が現代に戻れるかを聞きに行く。
藤原実資が呪詛を行っていることが原因だと分かり、その呪詛を破るためには実道の願いである「歌合せで勝つ」必要があること、そうすれば太昭も元の時代に戻れるようになることを教えてもらい、安倍晴明の力を借りながらそのための行動を始めることに。
古典が死ぬほどできない隆明は枕草子、紫式部のもとに行き、二人の悩みを解決してからレクチャーを受けることに。
ついに歌合せの日がやってきて、隆明の前に立ちはだかる一番の強敵に負けそうになるが、素直な心を読んで、勝利する。
陰陽師の秘技を使うタイムリミットが迫るが間一髪で間に合って元の時代に戻ることに成功する。
夢から覚める。夢かと思ったら、主人公が読んだ和歌が、教科書に載っている。