アズラパル帝国とノルゾム王国は戦争をしていた。アズラパル帝国の少女、ミスティは自分の両親を殺したノルゾム王国を憎み、魔法騎士となった。必ず、ノルゾムを滅ぼしてやる。そう誓い、魔法騎士の一人として戦場で戦うミスティ。

しかし、四度目の戦でノルゾム王国の第四王子、ルクシオンと出会ってしまう。その圧倒…


ストーリー概要および物語の設定




アズラパル帝国とノルゾム王国は戦争をしていた。アズラパル帝国の少女、ミスティは自分の両親を殺したノルゾム王国を憎み、魔法騎士となった。必ず、ノルゾムを滅ぼしてやる。そう誓い、魔法騎士の一人として戦場で戦うミスティ。


しかし、四度目の戦でノルゾム王国の第四王子、ルクシオンと出会ってしまう。その圧倒的な強さで、魔法騎士からも恐れられるルクシオンに戦いを挑むものの敗北。死を悟るミスティだが、目の前に白い光が。

目ざめたミスティは、ルクシオンとともに恋愛小説の世界にいた。お互い憎み合う二人は、その世界で、偽りの夫婦を演じることになってしまう。


偽りの夫婦となったことで、だんだんとミスティの中に芽生える感情。しかし、両親の敵であるノルゾムの王子に、こんな感情は抱いてはいけないと思いながらも、深まっていく想い。そして、知ってしまった真実と自分の罪に葛藤する。

ルクシオンもまた、ミスティへの想い、自分の背負う立場と罪とで葛藤する。


敵国同士の王子と少女の憎しみから始まる、幸せを求め立ち向かう二人の物語。