世界に散らばる七つの禁書

作者神谷 歩

○ストーリー概要および物語の設定


『ハイレシス』という組織に属するリリス・アクラーは世界中に散らばっている危険な魔導書を回収することを目的としていた。

魔導書の中でも人類の存続に重大な危険をもたらすと言われる七冊を探しだし、破棄、あるいは封印するために、ハイレシスのメンバーは世界中を回っている。


政府とは敵対する秘密裏に結成されたハイレシスは、人類の存続を望んでいる。政府側は逆にそれらの魔導書を手に入れ、思うままに市民を操ることを画策していた。そういった事情から、巨大な国家と対立しながら、また危険な魔物などと戦いながらも、七つの魔導書を収拾するべくリリス達は協力し合いながらも世界中を駆け巡る。


中々、魔導書が見つからなかった中、偶然ピラミッドの地下迷宮に、魔導書『モーセ第七新書』があるという情報を嗅ぎつけた。そこで実行役のリリス・アクラーが地下迷宮に潜り込みモーセ第七新書を手に入れる。その魔導書を手にし、持ち帰ったことで大きな問題が発生し、ハイレシスは内部分裂を起こすことになった。