無駄口が多い君

作者楓格

口うるさい攻めV.S.無表情男らしい受け
沈長炎(ジン・チョウエン)、蘇霜聞(スゥ・ソウェン)

忘れられない、あの年。
俺たちはある授業のプレゼン課題で出会った。
沈長炎「あのな霜聞学校裏のかき氷屋ね食べるなら定番の抹茶あんみつ練乳味でサイズめっちゃデカくてあんこたっぷりやしなんと練乳が4周も回…

ストーリー概要および物語の設定


表面上では普通のお金持ち家族のスゥ家、実は修行者の名門であった。

彼らの仕事は世の中の「業」ごうを解消する目的で、「業」から生まれた心魔しんまと戦うこと。

蘇霜聞スゥソウェンは家の指示により、五歳から莫言の道ムゴンノドウを修業し始めた。

莫言ムゴン、それは世間を喋ず憶測せず論じずの道である。

苦しみがあれば自分は我慢せなければならない、不満があって同じだ。

こういった関係で蘇霜聞は幼いから周りから嫌われているが、その端麗な容姿、優秀な成績、家からは専門のドライバーが送り迎えしている……などの背景から彼は「王子」と呼ばれはじめた。

そして莫言の道ムゴンノドウを修業した後の蘇霜聞スゥソウェンは人々の言葉の業を見えることになり、彼は一層周りの人に対し心の壁を作ってしまった。


それは人は世に生きている中、言葉の業は多いか少ないの差別で、「ない」ことはないからだ。

この状況は蘇霜聞スゥソウェンが大学に入るまで続いたが、彼はそこで沈長炎ジンチョウエンと出会いました。

沈長炎ジンチョウエンは話が非常に多くてうるさい人で、周りからマシンガンと笑われていた。

実際から見ると、彼の話の内容が本当ただの無駄口。

しかしそんな沈長炎ジンチョウエンは、言葉の業が一切なかった。

まるで運命のように蘇霜聞スゥソウェンは最初のうるさい人のイメージから沈長炎ジンチョウエンに惹かれ、

そして彼に惚れた。


沈長炎ジンチョウエンの存在は蘇霜聞スゥソウェン莫言の道ムゴンノドウに対する嫌悪感を消す事ができ、

蘇霜聞スゥソウェンの存在は沈長炎ジンチョウエンの「喋り好き」を救ったのだ。