ストーリー概要および物語の設定
表面上では普通のお金持ち家族の蘇家、実は修行者の名門であった。
彼らの仕事は世の中の「業」を解消する目的で、「業」から生まれた心魔と戦うこと。
蘇霜聞は家の指示により、五歳から莫言の道を修業し始めた。
莫言、それは世間を喋ず憶測せず論じずの道である。
苦しみがあれば自分は我慢せなければならない、不満があって同じだ。
こういった関係で蘇霜聞は幼いから周りから嫌われているが、その端麗な容姿、優秀な成績、家からは専門のドライバーが送り迎えしている……などの背景から彼は「王子」と呼ばれはじめた。
そして莫言の道を修業した後の蘇霜聞は人々の言葉の業を見えることになり、彼は一層周りの人に対し心の壁を作ってしまった。
それは人は世に生きている中、言葉の業は多いか少ないの差別で、「ない」ことはないからだ。
この状況は蘇霜聞が大学に入るまで続いたが、彼はそこで沈長炎と出会いました。
沈長炎は話が非常に多くてうるさい人で、周りからマシンガンと笑われていた。
実際から見ると、彼の話の内容が本当ただの無駄口。
しかしそんな沈長炎は、言葉の業が一切なかった。
まるで運命のように蘇霜聞は最初のうるさい人のイメージから沈長炎に惹かれ、
そして彼に惚れた。
沈長炎の存在は蘇霜聞が莫言の道に対する嫌悪感を消す事ができ、
蘇霜聞の存在は沈長炎の「喋り好き」を救ったのだ。