放置子だった頃の私へ

作者つばきともえ

三十代に突入した主人公チワワ。三人の子育てをするようになり、子供時代の自分を思い出すように。
あの子のお母さんは私が嫌いだった。だから意地悪されていた。
そう思ってこの年まで生きてきたが、旦那に話してみると思ってもいない返事が。
「それ、当たり前じゃない?」
その言葉に、大人になった今、改めて子供…